なんとなく実行委員長 NO.9下
楽しさ∞大(下) 松川靖
でも,そうやって何度も∞の記号を打っているうちに<授業の評価が楽しさ「∞」なんて普通はあり得ないよな~。>と思ってきました。《宇宙への道》を1回やったからといって,そう簡単には“哲学的な感動”を味わうことはできません。30億分の1の模型を見せ,校庭でその距離感を確かめても,30億倍にした本当の太陽系のイメージ,その先の宇宙のイメージをしっかりいだける子はどれだけいるでしょうか。何せ,私は,5回くらいやっているのですから。
まあ,よくわからんけど,宇宙は∞。楽しさ∞なのでしょう。
たくさんの∞を書いて,笑顔で感想用紙を持ってくる子たち。∞の中には,子どもたちの精一杯の「楽しいよ」というメッセージがこめられているのだなあと思いました。
ある日,車を運転していて,太陽が一瞬目に入りました。そのとき,頭の中で,夜の星と太陽が並びました。「暗い空で光っている星と青空で輝く太陽が,実は,同じ恒星なんだよなあ。」と思ったら,太陽の近さが感動的に感じられました。「太陽は宇宙レベルで見ると,こんなに近いんだ!」だって,星は,点なのに,太陽は月くらいあるではないですか。頭の中で太陽がずーーーっと遠ざかって行って,星の点くらいになりました。その点の太陽がまたぐーーんと近づいてきました。
すると,今度は太陽のエネルギーの大きさをガーンと感じました。暗黒の宇宙をこんなに明るく照らす光。光の速さでも8分もかかる距離から,こんな明るさや熱を送り続けるそのエネルギーは,とんでもないもんだなあと思ったのです。そして,そのエネルギーが地球の生命を生んだ・・・。「地球がここにあってよかった~~!!」っていう感じですね。
私たちにとっては大きな地球。私達にとっては,遠い太陽。でも宇宙レベルでは,小さな太陽系。存在するかしないかすらわからにような地球。そんな地球で,オレは車を運転している。 そんなことを考えている自分にも感動しました。
授業をしていて楽しくて,子どもたちから「∞に楽しい」なんて言われ,さらに,宇宙の中にいる自分を感じられるなんて,幸せだなあと思います。
仮説をやって一番得しているのは,授業をしている私たちですね。
2008.9.20
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